こんばんは田中明子です。
私の息子は、ASDとADHDがあります。
そんな息子も、もう20歳で今は元気に働いています。
息子がまだまだ小さい時は発達障害があるかも?いややっぱ気のせい??そんなことをよく考えていました。
できる事もあるけど、他の子供より遅れている部分もあって、どうなんだろう?
すごく怪しいと思いながら子育てをしていました。
微妙なラインだったので、他の子の様子もみて、他の子供と大きく差はない気もしていました。
ちゃんと注意をすれば、順番も守れるようにもなるし、 説明や指示も同じように理解できるようになるのではと言う風に思いこんで子育てをしていました。
でも思いに反して、子供の行動が目につきます。
ちゃんと言ったのにどうしてこの子の行動は改まらないんだろう。
何度も同じ注意をしてる。うちの子は何で聞けないんだろう。
という事をすごく感じながら毎日必死に子育てをしていました。
そんな日々を過ごしているうちに、 奇妙な行動をして、やっぱり何かあるぞ!と実感して、
専門家の相談に行きました。
専門家への相談は、本当に勇気がいる事でした。
やはり自分の子供が発達障害だと認めたくなかったんですね。
でも、このままでは親子で共倒れになるし、
何よりどうしたら良いかわからなかったので、勇気を出しました。
今思い返せば、子供の行動が奇妙だったのは、私が怒りすぎていたからだったと思います。
その時の私は、「人と同じようにできなければならない」「言えばわかる」
「親の言う事は聞かなくてはいけない」「子供がちゃんとしないのは親のしつけが悪いから」
と言うような深い価値観(観念)を持っていたので、
理解できない息子に対して、怒りをぶつけていました。
その結果、奇妙な行動になったんだろうなと今では思えます。
あなたはどうですか?
あなたの価値観(観念)をお子さんや周りの方にぶつけたり押し付けてはいませんか?
価値観は、あなたの中のものさしです。他の人のものさしではないのです。
価値観(観念)は、今までの経験から身についた物です。
他者ましてや、子供がわかるはずもありません。
それを怒ったところで、あまり意味がないのです。
発達障害グレーの息子は、何度言っても忘れてしまうので、本当にかわいそうな事をしてしまった。
無知は怖いと思います。
では、価値観(観念)は、どうやって身についてしまうかと言うと
例えば、子供の頃に、周りの親や先生に何度も何度も「親の言う事を聞かないとだめだよ」と言われたり
親の意図の通り動かないと、不機嫌になる親を見て、勝手に「親の言う事を聞かないと嫌われてしまう。」と思いこんでしまう。
このような経験を何度も何度も重ねて身につくものなのです。
親の価値観(観念)を押し付けてしまうと、親子関係がスムーズに構築できない事が起こります。
「言えばわかる」と押し付けてしまうと、言っても行動が変わらない時に、親の方がイライラします。
言えばわかると思いこんでいるから、「何度言ったらわかるの!!」というセリフが出てしまったりします。そうすると、子供はまた、ママに怒られた。ママは僕の事が嫌いなんだ。言っても怒られるし、どうすれば良いのかわからない。そこで行動がフリーズ。
親の方は、何度言っても子供の行動が変わらない。私がダメな親だからだ。
子育てできない私は失格だ。等、自己否定をしてしまう。
そうすると、また怒りが沸いて・・・。
と、負のループを繰り返してしまうんですね。
もしそのまま思春期に入ったとしたら。。。
暴れ出してしまったり、不登校になり社会に出られなくなってしまうかもしれません。
どうしてそうなったのか、いざ子供に尋ねても、答えてくれない。
子供の気持ちがわからず、社会に入れないし、きっかけもつかめない・・・。
という事にもなりかねません。
それは避けたいですよね。
では、どうすればよいか。
それは価値観(観念)をまずは見つける事。
そして、その価値観は本当に正しいのか?を冷静に俯瞰してみる事です。
これを繰り返していくと、だんだんあなたの考えが変わっていき、深くなっていきます。
あ!これは親の価値観だったのかも。社会の価値観だったのかも・・・。
と気がつければ、だんだん価値観も変わり楽になります。
まずは、あなたのいろいろな価値観を見つけてくださいね!
たくさんあると思いますよ。
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読んでいただきありがとうございました。
では、また~♪